ニュースリリース
クルマ・技術
マツダ、「キャロル」を一部商品改良
-デザインの刷新により、空力性能を高め燃費を向上-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、軽乗用車「キャロル」を一部商品改良しました。全国のマツダ販売店を通じて、本日より発売します。

ボディカラー:フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)
今回の改良では、ご好評いただいている親しみやすく愛着のわくデザインをベースに、フロントおよびリアバンパーの形状変更や一部グレードへのルーフエンドスポイラー追加により、内外装デザインを一部変更しました。また先進安全技術の強化などの装備改良、空力性能の向上による燃費性能の改善なども行いました。
■ 「キャロル」一部商品改良の主な内容
1. デザインの進化
・やわらかいフォルムと質感のある造形にするとともに、風の流れをスムーズにするよう、フロント/リアバンパーの形状を変更
・新色「フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)」を追加*1
2. 先進安全性能の進化
・検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加え自動二輪車・自転車も追加し、交差点での検知にも対応
・低速時ブレーキサポートに、従来からの後退時に加え前進時の機能も追加
・発進お知らせ機能では、先行車発進時の機能に加え、信号切り替わり時のお知らせ機能を追加
・その他、車線逸脱制御機能や車線逸脱警報機能、標識認識機能を改良および機能追加
3. 燃費性能の向上
・バンパーの形状変更やルーフエンドスポイラーの装着*2等により空力性能が高まったことで燃費性能がさらに向上*3。「HYBRID G」「HYBRID C」の2WDモデルで燃費28.2km/L*4(WLTCモード*5)を実現
4. その他
・機種体系はハイブリッドモデル2グレード(「HYBRID G」「HYBRID C」)、ハイブリッドなしモデル2グレード(「G」「C」)の計4つのグレードを設定
・ハイブリッドモデルの上級グレード(「HYBRID G」)に4WDモデルを追加
・全車で、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」*6、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」*7に該当
マツダは2030年に向け、「ひと中心」の思想のもと人を研究し続け、人々の日常や移動することの感動体験を創造し、誰もが活き活きと暮らす「愉しさ」と「生きる歓び」を届けていくことを目指してまいります。
■ 「キャロル」に関する情報サイト:
https://www.mazda.co.jp/cars/carol/
■ 「キャロル」のメーカー希望小売価格(消費税込)は以下のとおり
価格帯: 1,222,100 円~ 1,614,800 円
- *1 HYBRID G、Gに設定。特別塗装色のため、車両本体価格に49,500円(税込)が追加で必要です。
- *2 HYBRID G、HYBRID Cモデルのみ
- *3 2025年7月以前のモデルとの比較
- *4 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
- *5 WLTC(Worldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle)モードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
- *6 衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される 「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車です。なお、安全運転を支援する装置は、交通事故の防止や被害の軽減に役立ちますが、これらの装置も万能ではなく、条件によっては装置が作動しない場合もあります。装置の機能を過信せず、引き続き安全運転を心掛けていただきますようにお願いします。
- *7 事故防止対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制装置が一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車です。なお、「衝突被害軽減ブレーキ」及び「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」は、ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり、路面や天候等の状況によっては作動しない場合があります。機能を過信せず安全運転を行って下さい。詳しくは店頭又はWeb をご確認下さい。