ニュースリリース
クルマ・技術
「MAZDA MX-30 Rotary-EV」「e-SKYACTIV R-EV」が
「2024~2025日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー」を受賞
マツダ株式会社(以下、マツダ)の、「MAZDA MX-30 Rotary-EV(エムエックス サーティ ロータリー イー ブイ)」および搭載された「e-SKYACTIV R-EV(イー スカイアクティブ アール イー ブイ)」の技術が、「2024~2025日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されました。マツダ車が「日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されたのは、2022~2023年度の「MAZDA CX-60」のドライビングポジションサポートとドライバー緊急時対応に続いて、今回が5回目となります。*1
「MAZDA MX-30 Rotary-EV」は、マツダ独自のロータリーエンジンを発電機として使用する電動駆動ユニット「e-SKYACTIV R-EV」を搭載する今までにない新しい電動車です。走行の全てをモーターで駆動し、日常の幅広いシーンにおいてバッテリーEVとして使える107kmのEV走行距離*2を備え、プラグインハイブリットとしてロータリーエンジンによる発電によってさらなる長距離ドライブにも対応しています。この度の選定にあたり、ロータリーエンジンを活用した新ハイブリッドシステム、コンパクトな電動駆動ユニットの実現、既存技術を発展させ新たな分野への挑戦が評価されました。
受賞に際して、MX-30主査の岡留 光代(おかどめ みつよ)は次のように述べています。「この度の受賞は、私たちが追求してきた技術革新と挑戦の成果を認めていただけたものであり、大変光栄に思いますと共に、心から感謝しております。ロータリーエンジンは、マツダの“飽くなき挑戦”の象徴であり、その独自性と技術力を新しい電動車に組み込むことは、多岐にわたる困難を伴いました。しかし、全関係スタッフが一丸となることで、今回の成果に繋がりました。私たちの挑戦は、技術進歩にとどまらず、お客さまに新しい価値と感動を提供することを目指しております。皆さまのご支援とご愛顧に心より感謝申し上げます。」
マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指してまいります。
- *1 それ以前の受賞は、2014~2015年度のデミオSKYACTIV-D1.5、2012~2013年度のCX-5 SKYACTIV-D 2.2、2011~2012年度のデミオ SKYACTIV-G 1.3、です。
- *2 「EV走行換算距離(等価EVレンジ)」。定められた試験条件下での数値であり、実際の走行条件等により異なります。また、ドライバーが急加速を意図してアクセルペダルをある一定の位置以上に深く踏み込んだ場合(一般的なAT車におけるキックダウンスイッチの機能に相当)などは、必要な出力を得るために発電システムが作動して発電を行うことがあります。