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クルマ・技術
マツダ、令和5年度文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、防錆(ぼうせい)評価技術の開発において「令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の「科学技術賞(開発部門)」を受賞しました。
文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を「科学技術分野の文部科学大臣表彰」として顕彰しています。そのうち「科学技術賞(開発部門)」は、我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を行った者を対象にしています。マツダによる同賞の受賞は今回で3年ぶり8回目となります。
このたび受賞対象となった技術は、防錆開発プロセスを変革する技術として開発されました。塗装部分の防錆機能を電気化学的な手法で評価することにより、要求性能の数値化やそれに伴う技術開発の効率化が可能となり、試作品を使うことなく材料や工程を机上検討すること(モデルベース開発)を実現します。また、モデルを用いることにより、品質異常の予知やビックデータ化を可能にする利点もあります。この自動車向けに開発された技術は、運輸、家電、プラント、土木、住宅等、幅広い領域での適用が期待できる防錆技術として今回評価されました。
■令和5年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)
件名: | 防錆開発プロセスを変革する防錆機能迅速評価技術の開発 |
受賞者: |
浅田 照朗(あさだ てるあき) 佐々木 將展(ささき かつのぶ) 江﨑 達哉(えざき たつや) 重永 勉(しげなが つとむ) 高見 明秀(たかみ あきひで) |
マツダは、今後も心豊かな人・社会の実現を使命と捉え、クルマの持つ価値により、人の心を元気にすることを追求し続けていきます。