ニュースリリース
クルマ・技術
「MAZDA CX-60」のドライビングポジションサポートと
ドライバー緊急時対応の技術が
「2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定
マツダ株式会社(以下、マツダ)のクロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」のドライビングポジションサポートとドライバー緊急時対応の技術が、「2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されました。マツダ車が「日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されたのは2014~2015年度のデミオ SKYACTIV-D 1.5に続いて、今回が4回目となります*1。
CX-60は、縦置きプラットフォームと高出力パワートレインがもたらす滑らかでパワフルな走りに加え、最新の環境・安全性能や安心感を高次元でお届けすることを目指した、全く新しいSUVです。このたびの選定にあたり、赤外線付きカメラでドライバーを見守り、閉眼状態等による眠気・居眠り検知、姿勢や頭部位置の変化等により体調急変を高い精度で検出する「ドライバー・モニタリング」、心臓、脳の血管、てんかんなど脳神経や低血糖等の疾患による意識喪失に対して、ドライバーの運転が継続できないと判断した場合にクルマが自動で減速停止し、緊急通報まで繋げる先進安全技術「ドライバー異常時対応システム(DEA*2)」、安全な運転や衝突時の乗員被害の軽減に繋がる自動ドライビングポジションガイドにより、シート・ステアリング・アウターミラーなどを自動で調整し、推奨するドライビングポジションに誰でも簡単に合わせられるようサポートする「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」が評価されました。
受賞に際して、高度運転支援技術担当主査の栃岡 孝宏(とちおか たかひろ)は次のように述べています。
「マツダは、クルマづくりを貫く「人間中心」の考え方に基づき、ドライバーが安全運転できる状態を最大限確保する中で事故リスクの発生自体を抑制する安全思想「マツダ・プロアクティブ・セーフティ」に沿って技術開発をしています。長年の積み重ねの結晶である新世代先進安全技術がこのような栄誉ある賞を頂き、感無量の思いです。自動車の運転は本来楽しいものです。だからこそ、私たちがお届けする安心・安全なクルマは、ドライバーを見守り、心が通うパートナーでありたいと考えています。」
マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることにより、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
- *1 それ以前の受賞は、2012~2013年度のCX-5 SKYACTIV-D 2.2、2011~2012年度のデミオ SKYACTIV-G 1.3です。
- *2 DEA:Driver Emergency Assist