ニュースリリース
クルマ・技術
「マツダ ロードスター」「マツダ ロードスター RF」を商品改良
-マツダの「人馬一体」の走りの楽しさをさらに追求-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター」および「マツダ ロードスター RF」に人馬一体感を高めた進化したガソリンエンジンを搭載するとともに、特別仕様車「Caramel Top(キャラメル・トップ)」を新たに「マツダ ロードスター」に設定して、全国のマツダ販売店を通じて本日から予約受注を開始し、7月26日に発売することを本日発表しました。また、今回の商品改良により、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)*1」の多くの装備を全機種標準化することで、マツダはスポーツカーも含めた、国内で販売する主要7車種*2すべてにおいて「サポカーS・ワイド*3」に該当することとなりました。
現行モデルが4代目となる「ロードスター」は、「人生を楽しもうー”Joy of the Moment, Joy of Life”」をコンセプトに掲げ、ソフトトップモデル「マツダ ロードスター」を2015年に、電動格納式ルーフを搭載したリトラクタブルハードトップモデル「マツダ ロードスター RF」を2016年に国内導入。2つのロードスターでオープンスポーツカーの楽しさ、そしてマツダの「人馬一体」の走りの楽しさを提供しています。
今回の商品改良では、新技術を採用したガソリンエンジンの搭載により、これまで以上に人間の感覚にあった上質にして気持ちのよい人馬一体の走りを目指しました。「ロードスター RF」に搭載するガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」は、トルク特性を大幅に見直し、回転系部品の軽量化、高性能化に合わせたエンジンサウンドの変更などにより、高い加速度のまま、よどみなく吹き上がる軽快かつ爽快な伸び感を提供します。同時に、燃焼システムの改善により環境・燃費性能も向上しています。「ロードスター」に搭載するガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」は、改良により、気持ちの良い加速感はそのままに、より人間の感覚にあった走りを実現するとともに、環境・燃費性能を向上させています。
特別仕様車「Caramel Top」では、ブラウン色の幌と、新色スポーツタンのレザーシートを備えたインテリアを採用し、これまでのロードスターとは一味違う個性的で上品なカラーコーディネーションとなっています。
また、安心して運転を楽しむための環境づくりとして、先進安全技術の「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に加え、「車線逸脱警報システム(LDWS)」、先進ライト*4を全機種で標準装備。「AT誤発進抑制制御[前進時]」との組み合せで、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車*5」の「サポカーS・ワイド」に該当しています。
ロードスター開発主査兼チーフデザイナーの中山雅は次のように述べています。「ロードスターは初代モデルから一貫して、『だれもがしあわせになる』ことを目指し、29年間造り続けてきたクルマです。このクルマにかける想いの強さ、そしてこれまで積み重ねてきた『挑戦』の歴史がなければ生まれなかったものです。これからも、お客さまに『感動』を提供し続け、このクルマを通して豊かな生活を楽しむ『文化』を創造できるよう、進化に挑戦し続けます。そして、お客さまの将来においても地球、社会、人とクルマが共存する世界の実現を目指し、走る歓びにあふれたカーライフを通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります」。
■「マツダ ロードスター」「マツダ ロードスター RF」商品改良の概要は以下のとおり
「マツダ ロードスター」「マツダ ロードスター RF」共通
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1. 安全・安心性能の進化
- - 運転環境をサポートする先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の装備の多くをスポーツカーにも標準化し、全機種「サポカーS・ワイド」に対応。
- - ドライバーの認知を支援する交通標識認識システム(TSR)、ロングドライブでの安心感と疲労軽減に貢献するドライバー・アテンション・アラート(DAA)とクルーズコントロールを新採用。 2. 機能の進化
- - 歴代ロードスターで初めてテレスコピックステアリングを採用。最小限の重量で、理想のドライビングポジションを提供。 3. ブラックメタリック塗装アルミホイール
- - ホイール色を、「ガンメタリック塗装」から「ブラックメタリック塗装」に変更することで、ピアノブラックのドアミラーとの統一感を強調*6。
「マツダ ロードスター RF」
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1. SKYACTIV-G 2.0の進化
- - ソフトトップに搭載するSKYACTIV-G 1.5で実現したどこまでも加速が続いていくような伸び感を、高トルクエンジンのSKYACTIV-G 2.0でも提供するために、吸気系からシリンダーヘッド、ピストンやコンロッド等の回転系部品、排気系、サイレンサーに至るまで、多くの革新的技術を取り入れ進化させました。高回転域での吸入空気量アップ、回転系部品の軽量化、吸排気損失の低減、燃焼期間の短縮などを達成。全回転域でトルクを向上させ、高回転域では出力性能を15%以上高めながら、最高回転数も6,800rpmから7,500rpmに引き上げました。さらに燃費・環境性能も向上させるなど、エンジンそのものの性能を飛躍的に高めました。
- - エンジンサウンドは、高性能エンジンにふさわしい音質を目指し、駆動系からのノイズを排除した上で、サイレンサー内部構造を全て見直し低回転から高回転までリニアで伸び感のある力強い音色を造り込みました。また市街地走行では、アクセル操作に連動するサウンドのフィードバックがより強めに感じられ、車両との一体感を楽しめます。
- - 市街地やワインディング、高速道路といったシーンを選ばずに楽しめることを目指し、アクセル操作に対する応答の速さ、加速の強さやそのつながりの良さがドライバーの意思に沿うようにエンジンやトランスミッション制御を細部まで見直し、走行フィールに磨きをかけました。 2. 新内装の設定
- - VSの内装色に新色スポーツタンとブラックを追加。新鮮な魅力と個性を際立たせることで、お客さまの感情に即して、気分を明るくしたり、気持ちを引き締めたりするような内装を目指しました。
「マツダ ロードスター」
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1. SKYACTIV-G 1.5の進化
- - ドライバーの意図に応じた気持ちのいい加速感とどこまでも加速が続いていくような伸び感はそのままに、今回SKYACTIV-G 2.0で開発した燃焼改善技術を織り込み、全回転域のトルクを現行同等以上に高めながら、環境・燃費性能を向上しました。
- - 走行フィールでは、レスポンスフィールの向上などダイレクトなコントロール感に磨きをかけました。 2. 車両情報の充実と質感の向上
- - マルチインフォメーションディスプレイ(MID)にグラフィカルな表示が可能なTFTカラー液晶を採用*7。
■マツダ ロードスター特別仕様車「Caramel Top」*8の概要は以下のとおり
新色のブラウンの幌とスポーツタン内装を組み合わせた、お洒落で上品な大人の甘さが香る、特別仕様車の第2弾です。
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ベース車
- - ソフトトップ 「S Leather Package」 主要特別装備
- - 新採用のブラウン色の幌
- - スポーツタン色のインテリア
- - ボディカラーとブラウンのソフトトップの2トーンカラーのコントラストを際立たせるボディと同色のドアミラー
- - 特別感を演出する、深みと輝きが美しい高輝度塗装16インチアルミホイール
一般のお客さまを対象にした特別仕様車「Caramel Top」の展示を6月8日(金)より下記にて実施します。
https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/special-vehicles/caramel-top/
日程 | エリア | 開催場所 |
---|---|---|
6/8 – 12/24** (土日を除く) |
横浜 | マツダR&Dセンター横浜 1Fロビー (神奈川県横浜市神奈川区守屋町2丁目5) https://www.mazda.com/ja/about/profile/access/rd-yokohama/ |
6/8 – 12/24 (火曜、不定休日を除く) |
大阪 | マツダブランドスペース大阪 (大阪府大阪市北区大淀中1丁目1-88梅田スカイビルタワーイースト1階) https://www.mazda.co.jp/bsosaka/shop/ |
**8/11-8/19を除く。
■「マツダ ロードスター」「マツダ ロードスター RF」のメーカー希望小売価格(消費税込)は以下のとおり
機種 | 駆動 | エンジン | 変速機 | メーカー希望 小売価格 (消費税込) |
WLTCモード燃費(km/L)*9 | ||||
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市街地 モード (WLTC-L) |
郊外 モード (WLTC-M) |
高速道路 モード (WLTC-H) |
|||||||
S | 2WD (FR) |
SKYACTIV -G 1.5 |
SKYACTIV -MT(6MT) |
2,554,200円 | 16.8 | 12.0 | 17.7 | 19.5 | |
S Special Package |
SKYACTIV -MT(6MT) |
2,759,400円 | 16.8 | 12.0 | 17.7 | 19.5 | |||
6EC-AT | 2,872,800円 | 17.2 | 12.7 | 17.9 | 19.7 | ||||
S Leather Package |
SKYACTIV -MT(6MT) |
3,094,200円 | 16.8 | 12.0 | 17.7 | 19.5 | |||
6EC-AT | 3,207,600円 | 17.2 | 12.7 | 17.9 | 19.7 | ||||
特別仕様車※ Caramel Top |
SKYACTIV -MT(6MT) |
3,094,200円 | 16.8 | 12.0 | 17.7 | 19.5 | |||
6EC-AT | 3,207,600円 | 17.2 | 12.7 | 17.9 | 19.7 | ||||
RS | SKYACTIV -MT(6MT) |
3,256,200円 | 16.8 | 12.0 | 17.7 | 19.5 | |||
NR-A | SKYACTIV -MT(6MT) |
2,705,400円 | 16.8 | 12.0 | 17.7 | 19.5 |
- WLTCモード燃費: 6EC-AT車は、i-ELOOP+i-stop装着車。
機種 | 駆動 | エンジン | 変速機 | メーカー希望 小売価格 (消費税込) |
WLTCモード燃費(km/L)*9 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
市街地 モード (WLTC-L) |
郊外 モード (WLTC-M) |
高速道路 モード (WLTC-H) |
|||||||
S | 2WD (FR) |
SKYACTIV -G 2.0 |
SKYACTIV -MT(6MT) |
3,369,600円 | 15.8 | 11.8 | 16.0 | 18.3 | |
6EC-AT | 3,396,600円 | 15.2 | 10.9 | 15.6 | 18.0 | ||||
VS※ | SKYACTIV -MT(6MT) |
3,650,400円 | 15.8 | 11.8 | 16.0 | 18.3 | |||
6EC-AT | 3,677,400円 | 15.2 | 10.9 | 15.6 | 18.0 | ||||
RS | SKYACTIV -MT(6MT) |
3,812,400円 | 15.8 | 11.8 | 16.0 | 18.3 |
- - 上記メーカー希望小売価格に加えて、購入時にリサイクル料金10,060円が別途必要。
- - 特別塗装色「ソウルレッドクリスタルメタリック」選択時は64,800円高(消費税込)。
- - 特別塗装色「マシーングレープレミアムメタリック」選択時は54,000円高(消費税込)。
- - 特別塗装色「スノーフレイクホワイトパールマイカ」選択時は32,400円高(消費税込)。
- *1 ドライバーへの認知支援および衝突回避サポートや被害軽減を図るマツダの先進安全技術の総称。
- *2 「デミオ」、「アクセラ」、「アテンザ」、「CX-3」、「CX-5」、「CX-8」、「ロードスター」&「ロードスターRF」を含む7車種
- *3 安全運転サポート車のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される、
「セーフティ・サポートカーS」の区分のひとつ。 - *4 経済産業省による自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯または配光可変型前照灯の総称。
ソフトトップモデルは、S/NR-A/S Special Packageにハイ・ビーム・コントロールシステムを標準装備、
S Leather Package/特別仕様車「Caramel Top」/RSにアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)を標準装備。リトラクタブルハードトップモデル(RF)は、全機種にALHを標準装備。 - *5 高齢運転者を含めたすべての自動車運転者による交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、
自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えた車。 - *6 ソフトトップは、特別仕様車「Caramel Top」を除く全機種に採用。RFはRSのみ採用、S/VSは高輝度塗装。
- *7 S Leather Package/特別仕様車「Caramel Top」/RSに採用。
- *8 「Caramel Top」の注文受付は2018年12月24日まで。
- *9 WLTCモード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値。お客さまの使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて燃料消費率は異なります。
WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。
郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。
高速道路モード:高速道路等での走行を想定。