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マツダ、次期北米向けCDセグメントカーを防府で生産
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、グローバルに生産効率を高めていく取り組みの一環として、次期北米向けCDセグメントカー(CDカー)を山口県防府市のマツダ防府工場で生産することを決定しました。
マツダの山内孝代表取締役会長 社長兼CEOは「現在、マツダのCDカーである『Mazda6(日本名:マツダ アテンザ)』は、防府工場とアメリカ・ミシガン州にあるオートアライアンスインターナショナル, Inc.(AutoAlliance International, Inc.:AAI)、そして中国・吉林省にある一汽乗用車有限公司の長春工場で生産してきました。このうち、北米向け次期CDカーの生産をAAIから防府工場に移管・統合することで、生産および投資効率を改善し、ビジネスの最適化を図ります。これは、グローバルでのニーズや北米での需要動向、為替の変動など、あらゆるリスクや可能性を検討した上での選択です。ただし、マツダは引き続き米国でのビジネスを継続し、成長をめざします」と述べました。
また、「我々は、ビジネスを最適化するために北米向け次期CDカーの生産を防府に移管・統合することを決定しましたが、合弁パートナーであるフォードと共にAAIの将来の可能性について引き続き協力して検討していきます。マツダとフォードは30年以上にもおよぶ緊密な関係を現在も維持しており、今後も双方がメリットを得られる分野で協力し合い、戦略的提携関係を維持し、Win-Winの関係を継続することで合意しています」と加えました。
なお、現行の北米向けMazda6は、生産終了時期まで引き続きAAIで生産します。AAIの将来計画の詳細については適切な時期にお知らせします。
AAIは、1985年にMazda Motor Manufacturing (USA) Corporationとして設立され、1992年にフォードとの合弁会社となりAAIへと改称しました。1987年に生産を開始して以来、これまで「Mazda MX-6」「Mazda 626」および「Mazda6」のマツダ車3車種を、合わせて170万台以上も世に送り出しています。このうち、北米向けMazda6の生産は2002年より開始され、その生産台数は延べ50万台以上にのぼります。Mazda6はマツダのブランドメッセージである“Zoom-Zoom”を体現する新世代商品群の第1弾として2002年に発売され、多くのお客様に支持されてきました。 |