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「Mazda RX-8」国内発表会

[ルイス・ブース代表取締役社長兼CEO]

皆様おはようございます。本日はお忙しい中、発表会にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。今日は、マツダにとって重要な二つの夢が実現したことをお知らせしたいと思います。

1つめの夢の実現とは、世界に誇る、マツダだけが実用化しておりますロータリーエンジン、その新世代のレネシスエンジンが現実のものになったことです。マツダは、ロータリーエンジン開発40年の歴史の中で、パイオニアとして他社が実現し得なかったこと、不可能を可能にしてきました。

レネシスエンジンは、世代を超えてマツダの技術者が、力を尽くして打ち立てた金字塔です。レネシスは、まさにマツダの魂と言っても良いと思います。

本当に良いものに仕上がったと自負しております。レネシスは、非常に軽量・コンパクトでパワフル、そして他のピストンエンジンでは考えられないくらいスムーズに9000回転まで楽しめるエンジンです。

このすばらしいエンジンによって、本日、私たちは2つめの夢を実現することが出来ました。それがマツダRX-8です。私たちにとって、そしてお客様にとって夢であったRX-8が、もはや夢ではなく、現実のものになり、街中を走り始めるのです。


この夢の実現は、マツダにとって大きな一歩となります。それは私たちの「ブランドアイコン」と位置付けることができるクルマであるからです。

「ブランドアイコン」とは何でしょうか? それはマツダの頂点に位置付けられるものであり、マツダがマツダたりえるものであり、それがRX-8です。


RX-8はマツダの自動車に対する情熱、つまり優れたデザイン、技術革新、スタイリング、走りの良さなどに対する固い決意をカタチにしたものです。その情熱の心臓部はレネシスです。レネシスなしには、RX-8は実現できなかったのです。

3年前、私たちは21世紀に向けた新たなマツダブランドの方向性を定めるために、マツダを最も端的に表す3つのパーソナリティを定めました。将来のマツダブランドとマツダの商品が際立った特長をもつために定義したものです。私たちはアテンザとデミオを世に送り出し、この考え方を現実のものにしてきました。この二台に対してのお客様からのすばらしい反響は、私たちの方向性が正しかったことを表しています。

そして、私たちは特にRX-8については、この3つを究極に体現する商品となるよう開発してまいりました。

まず1つめは「センスのよい」です。RX-8の流れるように滑らかでかつ躍動感のあるボディラインはマツダオリジナルであり、スタイルのよさと美しさを極めています。RX-8は、まさに本物のスポーツカーとしてのスタイルと美しさを表現しています。

マツダのスタイルの方向性は、美しく、そして機能的なインテリアを見てもお分かりいただけるでしょう。RX-8の機能美は、4人の乗員に充分なスペースと走りのよさを表現しているコックピットからも感じられます。

「走りのよさ」。これがマツダの2つめの大切な要素へのカギとなります。マツダのクルマに乗り込み、ステアリングを握ったとき、感じ取っていただきたいのは反応の優れたハンドリングのすばらしさ、すなわち一言で言うと「はつらつさ」ということです。

そしてRX-8は、「はつらつとした」走りの良さを最大限に引き出したクルマです。その考え方があったからこそ、1991年マツダはル・マンで優勝し、ロードスターは軽量オープン2シーターとして世界で最も愛されているのです。そして、RX-7がクルマ好きの人たちの伝説となったのです。


「センスのよさ」と「はつらつさ」。RX-8ではこれらを完璧なバランスで実現しようとしました。しかしもうひとつ、マツダには3つめのとても重要な要素があります。

お客様の中には、ご家族や友人とのドライブを想定して、夢であるスポーツカーをあきらめていた方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。そして私たちの「創意に富む」商品は、たとえ夢のクルマであっても、そのような望みも果たせるものでなければなりません。ですから、誰にとっても運転して楽しく、しかも日常的な運転も簡単にできるスポーツカーとしてRX-8を開発したのです。マツダは、実現不可能だと言われつづけたことにチャレンジしてきました。

RX-8は、この課題を革新的な「フリースタイルドア」と「ミッドシップレイアウト」により解決しました。フル4シーターであると同時に、本格的スポーツカーでもあるという、相反する命題を見事に両立しています。4人家族で海に行ったり、友人2人とゴルフコースに出かけたり、また1人で遠出をする場合を想像しますと、 RX-8はさらに夢が膨らむクルマだと言えるでしょう。
このように、私たちは、「創意に富む」ということに注力しています。マツダは、よりお客様のニーズと望みをしっかりと汲んでゆくことを目指しています。


さらに、これは仮定の話ですが、従来の発想で「夢のクルマ」を開発したとしたらどうでしょうか?普通の人には手に届かないものになってしまうのではないでしょうか?
しかしマツダは違います。

私達の最も大きな夢は、マツダのお客様、すなわちマツダを信頼して支えて下さっている世界中のお客様に、最高の商品とサービスを提供することです。私達はお客様に、夢をお届けすることを目指してきました。RX-8では、ベース価格を240万円にすることにより、本当に手が届く夢のスポーツカーとすることが出来ました。


「センスのよい」、「創意に富む」、そして「はつらつとした」RX-8は、マツダの伝統とマツダの将来の夢を具体化したものです。これが私達のZoom-Zoomの意味するところです。そして、これが先程マツダブランドの「魂」と申し上げた理由です。

本日、この夢は手に届くものとなりました。

(RX-8主査の片淵昇による商品説明)

皆さんありがとうございます。RX-8開発には、エンジニアたちがどれほど情熱とエネルギーをつぎ込んだのか、と言うことについて、より理解を深めていただけたと思います。このような苦心の末、彼らの夢、そして私たちの夢が現実となったのです。

とはいっても、今年中にRX-8を手に入れて運転されたい方は急がれたほうがよさそうです。日本では既に、5000人以上の皆さんがRX-8を手に入れようと予約注文されています。マツダにとっては、かつてないほど期待されている商品となりました。

ですから、このクルマのライフサイクル計画では、日本では毎月1000人の方、あるいはそれ以上の方々に私たちの気持ちをお伝えしたい、つまりRX-8をお届けしたいと考えています。

これから、多くの皆様がRX-8を見たり聞いたりすることでしょう。すでに、特別のプロモーション用の赤いトラックが国内各都市でRX-8を展示するために回っています。

映画館に行かれる方は、映画『X-men2』にてRX-8の特別仕様車を見ることでしょう。

さらに、テレビを見る方は、RX-8のコマーシャルをご覧になるでしょう。皆様方には実際に今、ここで見ていただきましょう。日本で見ることができる最初の宣伝です。ではご覧ください。

(Mazda RX-8のTV-CM放映)

世界中で、期待が高まっています。そして、今日、ここで日本での登場を果たしました。

本日は、お忙しい中、発表会にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。