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2025年 第21回上海国際モーターショー 長安マツダ プレスカンファレンス スピーチ

【代表取締役社長兼CEO:毛籠 勝弘(もろ・まさひろ)】

 みなさん、こんにちは、マツダの毛籠です。
昨年の北京モーターショーでは、「マツダの中国ビジネスの新時代」を切り拓く第一弾として、新エネルギー車「MAZDA EZ-6」をお披露目いたしました。
 そして、昨年10月には「MAZDA EZ-6」の販売を開始し、ご購入いただいたお客様からは「マツダらしい電動車」とご好評をいただいております。先月には、単月として過去最高の販売台数を記録し、中国の新エネルギー車市場におけるマツダの新たな挑戦に手応えを感じております。

 この1年間、私は北京、重慶、南京、西安、上海などの中国の主要都市を訪れ、各地域の市場を視察するとともに、現地のビジネスパートナーや販売店の皆さまと対話を重ねてまいりました。その中で、中国市場の変化のスピードと先進性を肌で実感しました。
 特に若い世代ほど中国ブランドに対する好意や、新技術への高い関心を持っており、新エネルギー車の提供価値が、彼らのライフスタイルに合致していることを学びました。

 こうした中国市場のダイナミズムを肌で感じたこの1年を通じて、私は、マツダの新たな新エネルギー車がこの期待に応え、中国ビジネスの新時代を切り拓いていけると確信しています。
 皆さん、いよいよマツダの新エネルギー車・第二弾となる「MAZDA EZ-60」の登場です。

 (「MAZDA EZ-60」をお披露目)

 昨年導入した「MAZDA EZ-6」、そしてこの「MAZDA EZ-60」を加えた長安マツダの今年のテーマは「馭電新境(ユー・デン・シン・ジン)」。
 すなわち、“電動車で新境地を切り拓く”です。

 「MAZDA EZ-60」は、クルマ本来の魅力と、進取の気性に富んだ中国のお客様に向けた先進性を併せもつクロスオーバーSUVです。
 エレガントでモダンなマツダデザインのスタイリング、毎日の運転が楽しい人馬一体の走行性能、車内外の生活をシームレスにするスマート機能を兼ね備えています。「MAZDA EZ-6」と同様に、バッテリーEVとプラグインハイブリッド車の、2種類の電動モデルを設定して、今年中の導入を予定しています。

 私は、昨年欧州で「MAZDA EZ-6 」の欧州仕様をドイツのアウトバーンでの高速走行も含めてテストをしましたが、高い安心感と走る歓びを両立する、まさにマツダのDNAを体現する素晴らしい仕上りとなっていました。

 「MAZDA EZ-60」についても、同様にマツダらしい走り、クルマの楽しさとスマート技術を中国のお客様に提供できる素晴らしい商品であることを確信しています。「MAZDA EZ-60」の詳細については長安マツダの鄧さんから、のちほどご紹介いただきます。

 さて、今年は長安汽車とマツダ株式会社の合弁会社である長安マツダの設立から20年となります。マツダの技術をベースとしたご覧の商品を製造・販売し20年間、中国のお客様のご支援をいただいたことを改めて感謝申し上げます。

 そして、20年目の今年、長安汽車とマツダが共同開発する「MAZDA EZ-6」、「MAZDA EZ-60」といった複数の新エネルギー車を擁して、新境地を拓くことにチャレンジをしてまいります。

 長安マツダの過去、現在、そして将来にわたり、私どもの重要なパートナーである長安汽車の存在は大変重要です。大切な友人として、今までの、そして今後のパートナーシップへの感謝を申し上げます。
今後もマツダは、長安汽車とともに力を合わせ、中国のお客様に活き活きとした体験を提供するブランドを目指して参ります。

 引き続き、これからもマツダブランドへのご注目とみなさまのご支援をお願いします。
 ご静聴いただき有難うございました。