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(ご参考) 2004年12月14日

「マツダスピード アテンザ」を日本で初めてお披露目

−その他にも多数のドレスアップ・カスタマイズカーを「東京オートサロン2005」に出品−

 マツダ(株)は、来年の1月14~16日に千葉県の幕張メッセで開催予定の「TOKYO AUTOSALON 2005 with NAPAC(以下、「東京オートサロン2005」)」において、2005年発売予定の「マツダスピード アテンザ」を含め、計15台のドレスアップ・カスタマイズカーを出品する。
「マツダスピード アテンザ」
「マツダスピード アテンザ」

 「東京オートサロン2005」においてマツダは、マツダスピードブランドを中心とした2つの展示テーマを設定しており、「スポーツモデル」コーナーでは“Fun to drive”の魅力を、「カスタマイズ」コーナーでは新型「プレマシー(参考出品車)」や今年発売した「ベリーサ」などを通じた“カスタマイズする楽しみ”を、それぞれ提案している。

■マツダの「東京オートサロン2005」出品車両は以下のとおり
No. モデル名 出品形態
1 マツダスピード アテンザ 参考出品車
2 プレマシー(サウンド&ビジュアルカスタマイズ)
3 プレマシー(アクティブカスタマイズ)
4 プレマシー(ブライトスタイリッシュコンセプト)
5 プレマシー(KENSTYLE)
6 プレマシー(DAMD)
7 ベリーサ(SSコンセプト)
8 ベリーサ(TSコンセプト)
9 アクセラ・スポーツ(サウンドレザーリミテッドKENSTYLE)
10 アクセラ・スポーツ マツダスピードバージョン
11 RX-8 マツダスピードバージョン
12 RX-8 NR-A仕様 市販用品装着車
13 ロードスタークーペ サーキットトライアル仕様
14 RX-7 サーキットトライアル仕様
15 RX-8 ドラッグレーサー イバーラ 参考出品車

■出品車両の概要は以下のとおり
マツダスピード アテンザ
1)  マツダスピード アテンザ(参考出品車)
今回が日本初披露となる「マツダスピード アテンザ」は、今年9月のパリモーターショーで発表した「MAZDA6 MPS」の日本仕様である(来春発売予定)。「Sophisticated High-Performance(ソフィスティケーテッド・ハイパフォーマンス)」をテーマに、新開発2.3L直噴ガソリンターボエンジン「MZR 2.3 DISI TURBO」*1や、進化した電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムなど、独自の技術を採用。日常生活において求められる快適性や経済性とともに、ドライビングプレジャーを提供するためのパフォーマンス性能を高次元でバランスさせた、マツダ究極の“Zoom-Zoom”セダンである。
*1 「DISI」は「Direct Injection Spark Ignition」の略で、「ディジー」と発音。

◆「マツダスピード アテンザ」の特長は以下のとおり
1.  “Zoom-Zoom”を極めたマツダのトップパフォーマンスセダン
新開発「MZR 2.3 DISI TURBO」を搭載。直噴ターボエンジンの圧倒的な加速力に加え、低速領域での豊かなトルク、優れたレスポンスを実現するとともに、環境にやさしいクリーンなエンジンである。(排出ガスレベル「SU-LEV」認定およびグリーン税制適合を目指す)
また、進化した電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムの採用で、前後輪トルク配分を最適化し、力強い加速感と車両コントロール性を可能にする。

2.  大人の感性に応えるダイナミックで洗練されたデザイン
外観については、立体的な躍動感と力強い踏ん張り感を強調。ベースであるアテンザより厚みを増した、エアインテークバルジの無いボンネットは、奥行き感を強調したアッパーグリルから連続する、滑らかで強いプレスラインを持つ。またサイドスカート、大開口ロアグリル、専用18インチアルミホイールなどが、ダイナミックかつ洗練されたプロポーションを際立たせている。

3.  圧倒的なパフォーマンスと運転する楽しさを高次元でバランス
ハイパワーユニットを自在に操る楽しさを提供しつつ、静粛性や燃費向上にも貢献する新開発の6速マニュアルトランスミッションを採用。加えて、ボディ局部剛性、サスペンション特性、ブレーキ性能などをハイパワーに対応するため最適チューニングすることによって、マツダスピード アテンザは、既存のハイパフォーマンスセダンとは一線を画す、洗練されたドライビングプレジャーを実現する。

◆「マツダスピード アテンザ(日本仕様)」の主要諸元(目標値含む)
寸法 全長 4,760mm
全幅 1,780mm
全高 1,430mm
ホイールベース 2,675mm
トレッド (前後) 1,540mm
乗車定員 5名
エンジン 種類 MZR 2.3L直噴ガソリンターボエンジン
最高出力(目標値) 200kW<272PS>/5,500rpm
最大トルク(目標値) 380N・m<38.7kg-m>/3,000rpm
トランスミッション 種類 6速マニュアル
駆動方式 種類 電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WD
サスペンション 懸架方式(前/後) ダブルウィッシュボーン式/マルチリンク式
ブレーキ 主ブレーキ方式(前/後) 4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
タイヤ&ホイール  タイヤ(前/後) 215/45R 18 93Y
ホイール(前/後) 18×7Jアルミホイール
本諸元は東京オートサロン2005出品時のものであり、一部の値については最終的なものと異なる場合がある。

新型プレマシー
第38回東京モーターショー2004で日本初披露となったALL NEWプレマシーについて、各テーマに基づいてカスタマイズされた5台を、このたび東京オートサロン2005に出品する。
新型プレマシーは、『みんなの楽しいが一つになる』をテーマとして、乗員全員が快適なコミュニケーションを楽しめる室内空間を提供するミニバンである。また、日常ユースから週末のアクティブライフまで、さまざまなシーンにおいて誰もが楽しく心地よく使える機能性、運動性能、取り回しの良さを備えている。

2)  プレマシー サウンド&ビジュアル カスタマイズ(参考出品車)
キーワードは、「果てしなき世界、降り注ぐ刺激。あらゆる感覚が、ここに目覚める」。新型プレマシーをベースに、最新のカロツェリア製AVシステム(NAVI・ヘッドユニット、アンプ、モニター、スピーカー/ウーハー)を組み込んだオーディオ系のカスタマイズモデルである。

3)  プレマシー アクティブ カスタマイズ(参考出品車)
新型プレマシーを、「家族や友達と、もっともっと自然に飛び出し、思いっきり楽しもう!」をテーマにカスタマイズ。外観は、専用ツートンボディカラーを採用し、自転車やアウトドア用品などの低ルーフBOX、システムルーフキャリアも用意する。内装も外装色に合せてコーディネイト。更に、撥水シートや撥水ドアトリムなど、まさにアクティブなユーザーのための装備を装着する。

4)  プレマシー ブライトスタイリッシュ コンセプト(参考出品車)
“Bright Stylish”をコンセプトとして、新型プレマシーをカスタマイズ。ローダウンサスペンションで車高を40mmダウン。フロントバンパーやリアアンダースカートを含むエアロパーツと、19インチタイヤ&アルミホイールでストリート系カスタマイズを提案する。
また、外観にダイナミックなクロームメッキグリル、インテリアにはクールな輝きを放つクロームメッキパネルを採用、大胆に、そして繊細な光を演出するイルミネーションでコーディネイトしている。

5)  プレマシーKENSTYLE(参考出品車)
新型プレマシーをベースに、「KENSTYLE EIK」でドレスアップ。KENSTYLE製のスポイラー(フロント/サイド/リア)、フロントグリル、マフラーを装着し、精悍さ漂うKENSTYLEワールドを演出。「EIK」とは“Euro Ism Kenstyle”の頭文字を取っており、KENSTYLEの考えるユーロスタイルを具現化している。

6)  プレマシーDAMD(参考出品車)
新型プレマシーをベースに、DAMD Styling Effectでドレスアップ。ボディラインに沿って、プラスαのスタイリングパーツで、ボディシルエットを最大限に惹きたてるスタイリッシュなデザインである。

その他のマツダ出品車両
7)  ベリーサSS(ソフィスティケーティッド・スポーツ)コンセプト(参考出品車)
今年発表した「ベリーサ」をベースに、「エレガント」および「スポーティ」さを演出。スポーティな外観で、ストリートでの存在感をアピールする。インテリアにはフルレザーシート、ブラック基調内装パネル等の採用により質感を一層高めており、女性ユーザーを意識した上品なデザインとしている。

8)  ベリーサTS(トライアル・スポーツ)コンセプト(参考出品車)
ベリーサをベースにして、1980年代のレース参加車両を彷彿させるデザインとしている。当時の熱い想いを呼び起こしてくれる外観は、見た目のみでなく、カーボン製ボンネットの採用など、現代のトレンドも最大限に盛り込んでいる。“Young at heart”の幅広い世代をターゲットとする。

9)  アクセラ・スポーツ サウンドレザーリミテッドKENSTYLE(参考出品車)
ダイナミックなドライビングパフォーマンスを全身で味わい尽くすために、スポーツテイストとクオリティをさらに深化。五感を刺激するBOSE社製サウンドシステム(5chハイパワーデジタルアンプ&7スピーカー)、シックなブラウンレザーシート、艶やかなピアノブラック塗装インパネサイドガーニッシュ&ステアリングスポークなど、精悍にして上質なスペシャルアイテムを採用。また、KENSTYLEエアロパーツやワーク製フルクロームメッキアルミホイールを外観に採用して、精悍さをアップしている。

10) アクセラ・スポーツ マツダスピードバージョン(参考出品車)
エキサイティングな走りを快適に楽しめるアクセラのダイナミックパフォーマンスに、専用PCM、軽量フライホイール、キャタリスト、排気効率の向上と音質チューニングによりマインドを高めるスポーサウンドマフラーなどを追加。さらにロ−ダウンサスペンションを組み込み、エアロパーツは空力特性を改善。ハイウェイからワインディング路まで、オンロードでのパフォーマンス向上を目指している。

11) RX-8 マツダスピードバージョン(参考出品車)
RX-8を進化させるべく、造り手自身が組み上げたマツダスピードのスペシャルモデル。専用PCM、スポーツマフラー&キャタリスト、軽量フライホイールに対応したエキセントリックシャフト周りのバランス調整などのエンジンチューニングによるシャープなレスポンス。専用のボディ補強&サスペンションチューニングによる意のままに操れるステア特性。徹底した品質管理により、コンプリートモデルならではのバランスの良さ、高い完成度を実現している。

12) RX-8 NR-A仕様(市販用品装着車)
2004年開催のRX-8パーティーレースへの参加車両。RX-8 Type S(サイド&カーテンエアバッグ無し、サンルーフ無し)をベースに、ロールゲージやシートベルト等の安全装備、ラジエターやオイルクーラー等のレース用の装備を装着。イコールコンディション確保のため、指定部品を装着する。

13) ロードスタークーペ サーキットトライアル仕様(市販用品装着車)
ロードスタークーペをベースとした、ライトスポーツエンスー向けの究極のコンセプトモデル。外観については、今年の東京オートサロンに参考出品した「TSコンセプト」の進化形として再現。レトロで、小粋で、そして少し辛口の、1950年代のウィークエンドレーサーの気分にさせてくれる。

14) RX-7 サーキットトライアル仕様(市販用品装着車)
マツダのスポーツDNAを受け継ぎ、依然として人気の高いRX-7。更なるスポーツ性能を追求するために生み出されたマツダスピード製パーツを中心に装着しており、その性能はサーキットで発揮される。

15) RX-8 ドラッグレーサー イバーラ(参考出品車)
北米で大人気の「NHRA SUMMIT SPORT COMPACT DRAG RACING」シリーズPro RWDへの参戦をマツダがサポートするRX-8ドラッグレーサーを展示。1,500馬力を発生する3ローターの20Bエンジン、シングルギャレットGT55ターボチャージャー、シーケンシャルG-フォース5速マニュアル変速機を搭載する、世界最速のロータリーエンジンカー。
今回は、RX-8ドラッグレーサーのドライバーであるAbel Ibarra氏が来日する。過去7回の優勝経験をもち、2000年のナショナルチャンピオンでもある同氏がトークショーに出演する。
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