「マツダデミオ」に使いやすい電動4WD車を追加
−同時に一部商品改良を行い、スポーティな丸型モチーフのリアコンビランプを採用、新色を追加−
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マツダ(株)は、人気のコンパクトカー「マツダデミオ」に電動4WD(e-4WD)車を追加するなど、一部商品改良を行い、本日より全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて発売する。 |
「マツダデミオ」e-4WDは、専用ジェネレータで発電し後輪をモーターで駆動する、日常での使いやすさを重視したコンパクトな4WDシステムを採用し、1.3リットル車と1.5リットル車の両方に設定した。電子制御により、滑りやすい路面での発進など必要な時に後輪を駆動することで、雪道に慣れていないドライバーでもスムーズな走行を可能としている。また2WD/4WDの切替スイッチをインパネに備え、必要ない時は2WD走行にできるため、機械式4WDと比べて燃費を向上させている。 |
同時にデミオは、丸型モチーフのリアコンビランプを採用しリアスタイルのスポーティさを高めるとともに、内装色の変更、新外板色の追加など一部商品改良を行い、より魅力的な商品とした。 |
「マツダデミオ」の月間販売台数は、7,000台を計画している。 |

マツダデミオ Casual e-4WD
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1)
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滑りやすい路面での優れた発進性能/登坂性能 |
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4WDスイッチをONにした状態では、発進時にアクセルを踏むと同時に後輪がモーターで駆動されるため、機械式4WDと比べタイムラグが少なくスムーズに発進できる。また、走行時にスリップを感知すると、それに応じて後輪を駆動するモーターのトルクを自動的に調整する。エンジン出力制御による前輪のトラクションコントロール機能とあいまって前後輪のスリップを抑えることで、凍結路面など滑りやすい路面での発進/登坂などでの安定した走行を実現している。 |
2)
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室内/ラゲッジルームともに2WD車と同じスペースを確保 |
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4WDシステムがコンパクトであり、またプロペラシャフトやトランスファーが不要なため、室内/ラゲッジルームともに2WD車と同じスペースを確保している。また、デミオで好評の多彩なシートアレンジもすべて可能である。 |
3)
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燃費性能の向上 |
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4WDスイッチをONにした状態で、発進後にスリップがない場合及び一定速度を越えた場合は、後輪は駆動されず前輪駆動のみの2WD走行となるため、機械式4WDと比べて燃費悪化を抑えることができる。また4WD不要時には、後輪駆動ユニットの電磁クラッチを切り離し2WD走行に切り替えることで、フリクションを低減し低燃費化に貢献している。 |
注) |
4WD車は全車「2010年ガソリン車燃費基準」及び「超−低排出ガス車」認定により、グリーン税制の適用を受け、32千円の減額(購入時に自動車取得税15千円、翌年度自動車税17千円)優遇措置が受けられる(平成16年3月31日登録分まで)。2WD車も従来から同様に全車グリーン税制の適用を受けられる。 |
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「マツダデミオ」の一部商品改良の概要は以下の通り。 |
1)
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丸型モチーフのリアコンビランプに一新 |
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丸型モチーフのリアコンビランプにより、アテンザ、RX-8で好評な、マツダが伝統的に採用してきた“スポーティさ”を表現するリアスタイルとした。 |
2)
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Cozyの内装色を変更 |
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落ち着いたクリーム色の「マロンベージュ」、爽やかな青色の「ミントブルー」、柔らかで明るい黄色の「レモンイエロー」の3つの新しい内装色を採用した。 |
3)
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外板色に3色の新色を採用 |
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スノーフレイクホワイトパールマイカ、ウイニングブルーメタリック、プラチナムシルバーメタリックの3色を新採用。 |
4)
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その他 |
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Cozyのカップホルダー/ドアトリムガーニッシュをブラウンに統一。 |
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キーデザインを変更。 |
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マツダデミオe-4WD 車両本体の全国希望小売価格は以下の通り。 |
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(消費税は含まず/単位:千円) |
グレード |
駆動 |
エンジン |
変速機 |
全国希望小売価格 |
Casual e-4WD |
4WD |
1.3L |
4EC-AT |
1,330 |
Cozy e-4WD |
1,380 |
Casual e-4WD |
1.5L |
1,505 |
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e-4WD以外のグレードに関しては従来からの変更はなし。 |
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「スノーフレイクホワイトパールマイカ」は30千円高。 |
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