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(ご参考) 2003年4月25日

役員人事異動

 マツダ(株)は、2003年5月1日付で下記の通り人事異動を発令した。

1.役員

<新> <旧>  
顧問
(5月1日から5月31日まで顧問)
取締役
専務執行役員
マーケティング・販売・カスタマーサー
ビス担当
(但し4月30日付退任)
デービッド・ジー・
トーマス

David G. Thomas
専務執行役員
マーケティング・販売・カスタマーサー
ビス担当
執行役員
欧州事業担当
(マツダモーターヨーロッパGmbH
およびマツダモーターロジスティックス
ヨーロッパN.V.社長兼CEO)
スティーブン・ティー・
オデール

Stephen T. Odell
マツダモーターヨーロッパGmbHおよびマツダモーターロジスティックスヨーロッパN.V.社長兼CEOには、マツダモーターヨーロッパGmbHの副社長であるダニエル・ティー・モリスが5月1日付で就任する予定。

 マツダ(株)は、2003年5月1日付けでスティーブン・オデール氏がデービッド・トーマス氏に代わりマーケティング・販売・カスタマーサービス担当の専務執行役員に就任することを発表した。トーマス氏はフォードに帰任するが、フォードでの新しい担当業務については後日フォードより発表される。

 スティーブン・オデール氏は、2002年1月よりマツダ・モーター・ヨーロッパ(MME)の社長に就任しており、マツダ(株)の執行役員を兼務している。オデール氏の後任には、MMEの現販売担当副社長のダニエル・モリス氏が、2003年5月1日付けでMMEの社長に就任する。モリス氏は、2001年7月1日の入社以来、MMEの業績向上に大きく貢献してきた。同氏の後任は後日MMEより発表される。

 マツダのルイス・ブース代表取締役社長兼CEOは、「デービッド・トーマス氏は、世界の市場におけるマツダの成功と成長に大きな貢献をした。また、彼は当社のグローバルマーケティングと販売力向上、とりわけ新商品の市場導入において明確なプロセスを構築し、マツダブランドの強化に尽力した。トーマス氏は、オデール、モリスの両氏とこれまで共に仕事をしてきており、スムーズな引き継ぎが出来ると思っている。また、当社とMMEが共にオデール氏とモリス氏の経験と能力の恩恵を享受出来ることに非常に満足している。」と述べた。

 オデール氏は、2000年1月にマツダノースアメリカンオペレーションズ(MNAO)にマーケティング・販売担当副社長として入社。2000年11月に、MNAOの取締役副社長兼COOに就任し、販売、マーケティング、カスタマーサービス及びパーツオペレーションを担当した。MNAOへの入社前には、オデール氏は北米ジャガーのマーケィング及び販売担当副社長を勤めていた。

 オデール氏は、1955年にイギリスのロンドンで生まれ、同国のブライントン大学を卒業している。

 モリス氏は1956年生まれで、フォードモーターカンパニーでリージョナルセールスマネージャー、商品マーケティングマネージャー等を歴任した後、2001年7月にMMEに入社した。同氏はロチェスター工科大学を1978年に卒業し、クラークソン大学でMBAを取得している。

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