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リースカー事業を住銀オートリースに売却- 事業強化によるマツダ車拡販 - |
マツダ(株)は、子会社の(株)マツダレンタリースをレンタカー会社(株式会社マツダレンタカー)とリースカー会社(マツダオートリース株式会社)に分割し、リースカー会社(同)の株式を住銀オートリース(株)に売却する。分割は9月1日で、その後9月中に売却を行う予定である。
売却後のリースカー会社(同)の住銀オートリース(株)保有株式数は約94%で、マツダ(株)他が残りの株式を保有する。 売却後、リースカー会社(同)はマツダの名前を維持し、基本的にはマツダ車のみを扱う独立会社として継続する。 ルイス・ブース社長は「今回の提携はミレニアム計画の柱のひとつ『事業の成長』にフォーカスしたものである。第一段階の事業再構築を成功裡に達成し、次の重要な柱である商品主導の事業成長の実現に全力をあげて取り組んでいる。レンタカーおよびリースカー事業の強化は、マツダ車拡販に大きく貢献するものである。そのため、リースカー事業で経営の専門性を持ち強固な経営基盤を築いている住銀オートリース(株)にリースカー事業の経営を譲渡し、事業の成長を図ることとした。このたびの住銀オートリース(株)との提携強化は将来のビジネスチャンス拡大につながるものと期待している」と語っている。 (株)マツダレンタリースは1965年11月に設立。現在の資本金は6.5億円で、現在マツダ(株)が約99%保有している。レンタカー事業は、マツダ(株)の子会社として、マツダ車拡販の要として育成していく。 |