本文へジャンプ

第1703号 2002年8月5日

マツダ、中国で3車種目の生産を決定

- 来春からMazda6(アテンザ)を吉林省長春で -

 マツダ(株)はこのほど、中国政府の認可をうけ、第一汽車グループの一汽轎車股有限公司(一汽乗用車:FAW Car Co., Ltd.以下FCC)(吉林省、長春市)において、Mazda6(日本名:マツダアテンザ)の現地生産を行うことを決定した。同社は今年12月からKDセットの生産・供給を開始し、2003年3月よりFCCで生産を開始する。

 マツダ(株)は、現在中国では、同じく一汽グループの一汽海南汽車有限公司(FHC)(海南省、海口市)でマツダプレマシーとマツダ323を現地生産している。Mazda6の生産が決定したFCCは、中国北東部にある吉林省の省都である長春にあり、同社ブランドで高級乗用車を年間2~3万台生産している。

 マツダ(株)のルイス・ブース社長は、「FCCの強い要請もあり、国内外で好評なMazda6を同社との生産モデルに選定した。今後市場の拡大が見込まれる中国市場において、マツダブランド車を高品質かつ顧客満足の高い商品としてお客様に提供するためには豊富な自動車生産の経験をもつFCCとの強い協力関係が必要である。中国南部にあるFHCに加え、中国本土北部に位置するFCCに生産拠点が確保できたことは、今後の中国でのビジネス強化につながることになる」と述べた。

 Mazda6(日本名:アテンザ)は日本国内では5月に発売し、セダン、スポーツ、ワゴンの3タイプがスタイリング、ダイナミック性能、優れたパッケージ、機能性、クラフトマンシップなどの点でお客様から高い評価を得ている。国内では7月末で約10,000台、欧州では7月半ばで約36,000台と国内外で受注が好調に推移している。中国市場にはセダンのみの導入となるが、Mazda6が参入する中国のCDカーセグメント市場は成長が著しく、今後も市場の拡大が見込まれており、初のスポーティセダンとして新たな市場を開拓していく。

 マツダ(株)は現在中国で販売店の専売化を進めており、現在34社ある専売店を年末までに50店舗とし、更に来春までに70店舗に増やす計画である。Mazda6はこれらのマツダ専売店を通じて中国全土で販売し、2003年には15,000台を販売する計画である。Mazda6の導入によって、中国で現地生産を行うマツダブランド車は2001年6月に導入したマツダプレマシー、今年7月に導入したマツダ323に次いで3車種となる。来年3月に導入するMazda6によって、マツダブランド車の存在感を高めるとともに販売台数を増やし、シェアアップを図っていく。

 マツダ(株)は2000年11月に策定したミレニアムプラン(中期経営計画)を着実に実行しており、これまで財務面を中心に大きな改善を果たした。今年はミレニアムプランの中において商品主導で成長を目指す最初の年であり、国内外で次世代商品を次々と導入していく重要な年である。今後もミレニアムプランを確実に実行し、計画を達成し、ビジネスを大きく成長させていく。

close