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マツダアテンザ、日欧で受注好調−防府工場で増産対応を実施− |
マツダ(株)が5月20日に国内で販売を開始したアテンザは、発売後1ヵ月あまりが経過した7月1日時点で、総受注台数が約7,500台となった。
このうち6月24日に発売したアテンザスポーツワゴンは、発売からわずか1週間が経過した時点で1,500台を超える受注を獲得し、好調な出足となっている。ワゴンの月販目標台数は1,500台であり、既に目標台数分を受注したことになる。また、5ドアのスポーツと4ドアセダンの2ボディタイプの合計受注台数も約6,000台と、2ボディタイプ合計の月販目標台数1,000台の約6ヵ月分にあたり、順調に受注台数を伸ばしている。 欧州各国では、6月上旬からアテンザ(海外名Mazda6)の本格販売を開始し、主要市場であるドイツ、イギリスなどの現地販売会社から、約30,000台の受注が入ってきている。特にオーストリアの現地販売会社からは、既に年間販売計画台数を超える受注が得られるなど、各国で好調な出足となっている。 これらの好調な受注により、アテンザを生産する防府西浦工場(山口県防府市)では、一部設備の手当てをし、臨時工の導入や休日出勤の増加などにより、6月から月産10,000台の生産能力を約14,500台に増強して対応している。 マツダのマーケティング・販売・カスタマーサービス担当デービッド・トーマス専務は「好調なスタートを切ることができ、非常に満足している。アテンザの成功は、今年度商品主導の回復を目指す我々にとって、非常に重要である。お客様は、アテンザが体現しているマツダのブランド戦略の成果を受け入れてくれており、我々は今後の新商品導入に非常に自信を深めている」と述べた。 |