マツダ(株)は、ロータリーエンジン搭載の本格スポーツカー「RX-7」に限定車「スピリットR」シリーズ3仕様を設定し、4月22日より全国のマツダアンフィニ系および一部のマツダ系販売店を通じて発売する。現行の3代目RX-7(FD-3S型)は本年8月に生産を終了するため、同シリーズは最後の限定車となる。
1991年に発売した3代目「RX-7」は、オリジナリティ溢れる魅力的な外観をもち、軽量・コンパクトで高出力なロータリーエンジンの特長を活かし、「操る楽しさ」を高い次元で実現した、マツダを代表するスポーツカーとして好評を得てきた。
限定車「スピリットR」シリーズでは、2シーター5速マニュアル仕様の「タイプA」、4シーター5速マニュアル仕様の「タイプB」、4シーター4速オートマチック仕様の「タイプC」の3仕様を用意した。3仕様ともにBBS社製17インチホイール、レッド塗装ブレーキキャリパー、専用のソフト塗装インテリアパネルなど共通の内外装を採用した上で、それぞれ専用装備を備えている。
なかでもタイプAは、レカロ社製専用レッドフルバケットシートの2シーターとして、車両重量を約10kg軽量化している。さらに、ドリルド(穴あき)タイプ大径4輪ベンチレーティッドディスクブレーキ、高剛性ステンレスメッシュブレーキホースの新採用により、制動性能を一層強化した。「スピリットR」タイプAは、RX-7史上最も走りの性能を高めたモデルであり、最後の限定車にふさわしい究極のRX-7である。
外板色は3仕様とも共通で、専用色のチタニウムグレーメタリックなど計5色を用意した。 「スピリットR」シリーズの限定販売台数は1,500台を計画している。
なお、RX-7のラインナップは、「スピリットR」シリーズと昨年12月発売の特別仕様車「タイプR バサースト」のみとなる。
RX-7限定車「スピリットR」タイプA
■限定車「スピリットR」シリーズ商品概要
シリーズ共通装備
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ソフト塗装インテリアパネル(メーターパネル、センターパネル、センターコンソール、パワーウインドースイッチパネル) |
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レッドステッチ入りステアリング/シフトノブ(NARDI社製レザーステアリング、レザーシフトノブ、レザーパーキングブレーキレバー&ブーツ、MT車シフトブーツ) |
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レッド塗装ブレーキキャリパー/フロントストラットタワーバー |
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BBS社製17インチアルミホイール(タイプAはガンメタ、タイプB及びタイプCはシルバー) |
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「スピリットR」専用オーナメント |
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「スピリットR」専用メーター |
各タイプ専用装備
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ドリルド(穴あき)タイプ大径4輪ベンチレーティッドディスクブレーキ(タイプA、タイプB) |
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高剛性ステンレスメッシュブレーキホース(タイプA、タイプB) |
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ビルシュタイン社製専用ダンパー(タイプA、タイプB) |
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レカロ社製専用レッドフルバケットシート(タイプA) |
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本革レッドバケットシート(タイプB、タイプC) |
外板色
チタニウムグレーメタリック(スピリットRシリーズ専用色)、イノセントブルーマイカ、ピュアホワイト、ブリリアントブラック、ヴィンテージレッドの5色
■車両本体の希望小売価格は以下の通り。(消費税は含まず/単位:千円)
エンジン |
機種名 |
定員 |
変速機 |
最高出力 |
全国希望小売価格 |
13 B - REW |
スピリットR |
タイプA |
2 |
5MT |
206kW (280PS) |
3,998 |
タイプB |
4 |
5MT |
206kW (280PS) |
3,998 |
タイプC |
4 |
4AT |
188kW (255PS) |
3,398 |
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