マツダ(株)、事業所内保育施設を設置−国内自動車メーカーでは唯一− |
マツダ(株)は、このほど、子育てを行う社員が安心して仕事ができるよう、事業所内保育施設を設置することを決めた。保育施設は厚生労働省の外郭団体である21世紀職業財団による「事業所内託児施設助成金」を受けて設置する。運営はピジョン株式会社に委託する。開所は3月末を予定しており、自動車メーカーでは国内唯一の設置となる。
また特徴的なのは、看護婦を常駐させ、軽度の風邪や病後など、体調のすぐれない児童の保育も実施することである。 同社は社員のモチベーションを高め、能力を最大に発揮できるような環境作りに取り組んでいる。主として、1999年8月には女性社員の活用と処遇の改善を行い、2000年10月からはスーパーフレックスタイム勤務を開始した。その後2001年10月にはマツダ・フレックスベネフィット(カフェテリアプラン)を導入した。また、ミレニアムプラン(中期経営計画)では4つの柱の1つとして「人材育成」にも力を入れており、全社員を対象とした研修であるMBLD(マツダ・ビジネス・リーダー・ディベロップメント)I(2000年)、II(2001年)を実施した。 |