マツダ(株)、コミットメントラインを設定 |
マツダ(株)は本日、主要27金融機関との間で1000億円のコミットメントライン(融資枠)を設定した。コミットメントラインのアレンジャーは三井住友銀行、コアレンジャーは住友信託銀行、日本興業銀行である。
マツダは、現時点で今回のコミットメントラインを使用する予定はないが、コミットメントライン設定により、今後はより機動的な資金調達や融資額の拡大、手許流動性の確保が可能となる。このコミットメントラインは、現在の有利子負債の借り換えによる活用を想定している。 フィールズ社長は次の様にコメントしている。 「今回のコミットメントラインの設定は、これまで進めてきた財務体質改善のための取組みを更に進めるためのものである。このコミットメントラインにより、あらかじめ設定された条件でいつでも多額の資金調達が可能となることで、より強靭で安定した財務体質の実現が期待できる。これはミレニアムプラン達成に向けての重要な施策の一つである。マツダは1995年度以降、現在の連結会計基準換算でグループ全体の純有利子負債を50%以上削減してきた。今年度も、5月に発表した計画通り更に純有利子負債を削減していく。」 |