日本初、インターネットを使った受注生産(BTO)を開始−ロードスターとファミリアS-ワゴンのインターネットカスタマイズ専用車を発売− |
マツダ(株)は、インターネットを使った受注生産、Build-To-Order(BTO)を開始する。インターネットカスタマイズ専用車として「web-tuned@Roadster(ウェブチューンドロードスター)」と、「web-tuned@S-WAGON(ウェブチューンドS-ワゴン)」の2車種を設定し、新たに開設する専用ホームページ「ウェブチューンファクトリー(http://www.w-tune.com)」上で2月2日より発売する。お客様は、好みの仕様の選択から見積りの請求、商談の申し込みまでを同ファクトリー上で行うことができる。実際の商談、契約、登録、納車手続きについては、お客様が選んだ各取り扱い販売店を通じて行い、マツダは販売店を介して受注した後生産する。 ウェブチューンファクトリー及びインターネットカスタマイズ専用車の特長は次の通り。
また、マツダは今回、Webマーケティング面で、ソニースタイルドットコム・ジャパン株式会社(社長:佐藤一雅、本社:東京都港区)が運営するEC(電子商取り引き)サイト「ソニースタイル」(http://www.jp.sonystyle.com/)とタイアップし、ユーザー参加型の企画を予定している。同社は、お客様の好みにカスタマイズできる商品を提供してきており、今回共同で「カスタマイズの楽しさ」をプロモートしていく。2月中旬に「ソニースタイル」で特別サイトを立ち上げる予定であり、「ソニースタイル」がカスタマイズした「web-tuned@Roadster(ウェブチューンドロードスター)」でユーザーの人気投票などを展開予定。 マツダは、インターネット限定車web-tuned@DEMIO(ウェブチューンドデミオ)を昨年1月に発売し、日本の自動車メーカーとして初めて、電子メールによる下取り車査定とクレジット審査を行なった。また、7月には新車及び中古車の紹介販売を開始した他、様々な情報サービスを受けられる会員の募集を行うとともに、会員を対象にした顧客ニーズ調査を開始するなど、インターネットを活用したマーケティング・販売活動を積極的に推進している。今回開設するウェブチューンファクトリーは、「自分だけの仕様が欲しい」というインターネットユーザーの生の声に的確に応えたもので、これまでの蓄積したノウハウを活かすと同時に、インターネットの持つ双方向性という特性を最大限に活用した、まったく新しい取組みである。 マツダの社長マーク フィールズは「ウェブチューンファクトリーは、日本の自動車メーカーで初めて実現する革新的なビジネスモデルである。今後も『心を動かす新発想。』によりITを使ったビジネス革新を行い、お客様とのつながりを一層強固にし、カーライフ全般において新しい提案を行なっていく。」と語っている。 ![]() ■取り扱い販売店
|