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2000年5月8日

小型ピックアップトラック「マツダBシリーズ」が
ニュージランドで「ベスト・4WD・ダブルキャブ・ユーティリティー」賞を受賞

−イギリスに続き、「オートアライアンス・タイランド(AAT)」社製商品の優秀性が評価−

 マツダ(株)の小型ピックアップトラック「マツダBシリーズ」(現地名: マツダバウンティ−Mazda Bounty)が、ニュージーランド「オートカー」誌主催の1999年カー・オブ・ザ・イヤーの「ベスト・4WD・ダブルキャブ・ユーティリティー」部門賞を受賞した。

 オートカー誌はニュージーランド最大の自動車専門誌であり、同誌主催のカー・オブ・ザ・イヤーの選考は今年で7回目となる。毎年、ニュージランド国内で発売された新型車、大きな変更のあった車を対象に、同誌の選考委員が総合比較試乗を行い、各部門毎に受賞車を決める。1999年の選考の対象期間は1998年7月31日から1999年12月31日に発表された車。選考対象として11部門が設定された。

 ニュージーランドでは、最近、仕事にもレジャーにも使うことが出来る「ダブルキャブ」のピックアップトラックが注目を集めており、オートカー誌は今回初めて、カー・オブ・ザ・イヤーの対象として新たに「4WD・ダブルキャブ・ユーティリティー」部門を設定した。「マツダBシリーズ4WD・ディーゼルターボ・ダブルキャブ」がこの部門で初の受賞車となった。

マツダBシリーズ
マツダBシリーズ

 オートアライアンス・タイランド(AAT)で生産された「マツダBシリーズ」の優秀性について、同誌の選考委員は次のように語っている。 「マツダBシリーズはニュージーランド市場で販売された最も優れたディーゼルエンジン搭載の4WDのダブルキャブ・トラックである。 タイで作られたこの車は非常に品質が高く、また素晴らしいエンジンとシャシーを備えている。その上、荷台・室内の広さも十分である。」

 なお、「マツダ Bシリーズ」は販売面でも好調に推移しており、2000年1−3月は同国で249台(前年比55.6%増)の販売台数を記録した。

 AATはマツダとフォードによる合弁会社として1995年11月に設立され、1998年5月に「マツダBシリーズ」の量産を開始、同年12月から北米と日本を除く市場に輸出している。

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