ボンゴフレンディをマイナーチェンジ
−オートフリートップの屋根裏空間を拡大するとともに、内外装を一新−
マツダ(株)は、1.3ボックススタイルのワゴン「ボンゴフレンディ」をマイナーチェンジし、本日より全国のマツダ系、マツダアンフィニ系販売店を通じて発売する。
「ボンゴフレンディ」は、1995年6月、「家族や仲間のためのレジャー基地」をコンセプトに、屋根が持ち上がってロフト(屋根裏)空間をつくりだす、オートフリートップ機能を備えたユニークな車として発売した。箱型ボディによる広い室内には、多様なシートアレンジを可能とするハイパースライドシートや日差しを遮るロールカーテンなどを装備し、居心地の良さと使い勝手の良さとを実現している。さらにクラストップレベルの高い安全性をも確保していることなどから、特に子供をもつミドルファミリーを中心に好評を得ている。
今回のマイナーチェンジの主な特長は以下の通り。
1. | オートフリートップのロフト空間を拡大して居住性を向上 |
| 開口角度を拡大してルーフボード(床面)からオートフリートップ先端までの高さを、従来に比べて約260mm高くすることで、ロフト内の容量を従来の1.7m3から2.0m3へと約20%アップした。これにより、大人と子供が向かい合って遊ぶことのできるゆとりのあるロフト空間を実現した。 |
2. | スタイリッシュで押し出し感のある外観と使い勝手のよい室内 |
| フロントビューは「ファイブポイントグリル」と、その中央に配置したブランドシンボルとによって形成するマツダのファミリーフェイスを採用したほか、コンビランプと一体型のフロントヘッドランプや新デザインのリアコンビランプを装着した。室内にはアームレストや移動式の灰皿などを設けた機能的な大型センターコンソールを採用している。 |
3. | 新機種「エアロ」の設定 |
| 外観にフロントアンダースポイラーなど専用のエアロパーツや、専用デザインのアルミホイール、フォグランプを装着したほか、内装には本革巻ステアリングを採用するなどスポーティな新機種「エアロ」を設定した。 |
月間販売台数は1,500台を計画している。
ボンゴフレンディ RF−V (Sパッケージ装着車)
■今回のマイナーチェンジの内容は以下の通り。
1. | オートフリートップのロフト(屋根裏)空間を拡大して居住性を向上 |
| オートフリートップの開口角度を27度から34.3度へと約7度拡大してルーフボード(床面)からオートフリートップ先端までの高さを、従来の1,200mmから1,460mm(内寸は1,360mm)へと約260mm高くした。これによりロフト内の容量は1.7m3から2.0m3へと、従来と比べて約20%アップし、座った状態で子供と大人が向かい合って遊ぶことのできる、ゆとりのある空間を実現した。 |
2. | スタイリッシュで押し出し感のある外観と、使い勝手の良い室内 |
| フロントビューは「ファイブポイントグリル」と、その中央に配置したブランドシンボルとによって形成するマツダのファミリーフェイスを採用した。さらに新デザインで光輝性の高いヘッドランプとリアコンビランプを採用するなど、フロントおよびリアスタイルを一新して、スタイリッシュで押し出し感のある外観とした。また、機能性に優れた大型センターコンソールを採用して使い勝手を向上させるとともに、シート生地の変更などにより質感を高めた室内としている。 |
・ | 「ファイブポイントグリル」を採用した。 |
・ | コンビランプと一体型となった新デザインのヘッドランプを装着した。大型マルチクリスタルタイプで、優れた光輝性をもっている。 |
・ | スポーティなデザインの大型フロントバンパーを装着した。 |
・ | 新デザインのリアコンビランプを採用、リアゲートにはコンビランプと連続感のあるガーニッシュを装着して、引き締まったリアスタイルとした。 |
・ | リアのライセンスホルダーをメッキタイプとした。 |
・ | 運転席および助手席のアームレスト機能をもった、新デザインの大型センターコンソールを装備した。アームレスト下部に小物入れとして利用できる収納スペース、カップホルダー(4ヶ所)、カップホルダー部に差し込んで使用する移動式の灰皿(アッシュカップ)など、使い勝手の良い機能を備えている。 |
・ | メーターフード内のパネル色を明るめにするとともに、メーターグラフィックを変更してスポーティ感を高めた。 |
・ | サイドステップやシートレールなどパーツ類をグレーに統一して、明るい色調の室内とした。 |
・ | シート生地は新デザインで肌触りのよいベロアタイプとした。(RF−Vのみ) |
3. | 新機種「Aero(エアロ)」を設定 |
| 専用のエアロパーツなど装着したスポーティな新機種「エアロ」を設定した。ルーフタイプはノーマルルーフのみとし、外板色にはモノトーンとツートーンの2パターンを用意した。 |
| <専用装備> | フロント&サイド&リアアンダースポイラー、専用デカール、フォグランプ、専用 アルミホイール、本革巻ステアリング、専用シート生地、専用トリム生地など。 |
4. | 外板色 |
| 外板色は、モノトーンにトワイライトブルーマイカ(明るい青色)、ミッドグリーンマイカ(明るい緑色)を、ツートーンにはシルキーパールマイカ(銀色)とサイレントシルバーメタリックとの組み合わせを新たに設定した。これにより、モノトーンが5色、ツートーンが5パターンとした。 |
| モノトーン− | トワイライトブルーマイカ(新色)、ミッドグリーンマイカ(新色)、シャストホワイト、 ハイライトシルバーメタリック、ブリリアントブラック |
| ツートーン− | シルキーパールマイカ(新色)/サイレントシルバーメタリック シャストホワイト/ハイライトシルバーメタリック ハイライトシルバーメタリック/サイレントシルバーメタリック トワイライトブルーマイカ/サイレントシルバーメタリック ミッドグリーンマイカ/サイレントシルバーメタリック
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5. | その他 |
| ・ | 従来から人気の高いハイパースライドシート機構を備えた8人乗り仕様に全機種とも統一した。 |
| ・ | 変速機は全車オートマチックとした。 |
| ・ | 従来から好評のメーカーセットオプションを設定した。(「Sパッケージ」はRF−V、「Aパッケージ」はRS−Vのノーマルルーフ車に設定) |
| ・ | 従来から人気のあるVICS対応ナビゲーション機能とAV機能をあわせもつ、5.8型ワイド液晶ディスプレイ付AVナビゲーションシステムをオプション設定した。(RF−V SE) |
■ 車両本体の希望小売り価格は以下の通り。(消費税は含まず)
エンジン | 変速機 | 駆動 | 機種 | ルーフ | 定員 | 東京・名古屋 大阪・広島 |
札幌 | 仙台 | 山口 | 福岡 | 沖縄 | |
2000 ガソリン | 4EC-AT | 2WD |
RS-V |
ノーマル | 8 | 1,998 | 2,054 | 2,021 | 2,016 | 2,023 | 2,084 | |
AFT | 2,343 | 2,399 |
2,366 | 2,361 | 2,368 | 2,429 | |
2500 V6ガソリン | 4EC-AT | 2WD | RF-V | ノーマル | 2,261 | 2,317 | 2,284 | 2,279 | 2,286 | 2,347 | |
RF-V SE | サンルーフ | 2,651 | 2,707 | 2,674 | 2,669 | 2,676 | 2,737 | |
RF-V | AFT | 2,606 | 2,662 | 2,629 | 2,624 | 2,631 | 2,692 | ☆ |
エアロ | ノーマル | 2,551 | 2,607 | 2,574 | 2,569 | 2,576 | 2,637 | |
2500 ディーゼル | 4EC-AT | 2WD | RF-V | ノーマル | 2,356 | 2,412 | 2,379 | 2,374 | 2,381 | 2,442 | |
RF-V SE | サンルーフ | 2,746 | 2,802 | 2,769 | 2,764 | 2,771 | 2,832 | |
RF-V | AFT | 2,701 | 2,757 | 2,724 | 2,719 | 2,726 | 2,787 | |
エアロ | ノーマル | 2,646 | 2,702 | 2,669 | 2,664 | 2,671 | 2,732 | |
2500 ディーゼル | 4EC-AT | 4WD | RF-V | ノーマル | 2,616 | 2,672 | 2,639 | 2,634 | 2,641 | 2,702 | |
RF-V SE | サンルーフ | 3,006 | 3,062 | 3,029 | 3,024 | 3,031 | 3,092 | |
RF-V | AFT | 2,961 | 3,017 | 2,984 | 2,979 | 2,986 | 3,047 | |
エアロ | ノーマル | 2,906 | 2,962 | 2,929 | 2,924 | 2,931 | 2,992 | |
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