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(ご参考) 1998年10月20日

英国国際モーターショーに「新型ファミリアS-ワゴン」ベースの コンセプトカーを出品

−スポーティで、オフロードユースにも対応−

  マツダ(株)は本日から英国・バーミンガムで開催される英国国際モーターショー(*)に、「新型ファミリアS-ワゴン(現地名:マツダ323F)」をベースにしたコンセプトカー「マツダ323Fカントリーコンセプト」を出品する。

 「マツダ323Fカントリーコンセプト」は、スポーティさを強調しパリ・オートショーに出品した「マツダ323Fスポーツコンセプト」に対して、フルタイム4WDシステムなどを採用することで、オフロードユースにも対応した車である。

  内外装は、マツダのデザインテーマ「コントラスト・イン・ハーモニー」を強調したデザイン及び配色を行っている。外板色は「メドウグリーンメタリック」を基調とし、内外装の各パーツは、それらがもつ機能、デザイン、素材に合せて配色することにより、それぞれの部分の特徴を表現しながらクルマ全体に統一感を持たせた。
  フロントマスクは、チタン調シルバーのメッシュタイプ5角形フロントグリル、透明レンズカバーで覆った丸型4灯式ヘッドランプ、大径丸型フォグランプを内蔵した大型バンパーを組合わせて、力強さを表現している。
  エクステリアには、外板色と色調を合せたオーバーフェンダー及び幅広のサイドプロテクターを採用したほか、前後バンパー及びサイドシル下部にアンダーガードを装着した。それらに加えて、最低地上高をベース車よりも40mm高くすることによって、スポーティなオフロード走行にも対応している。
  インテリアは、オフブラックを基調としながら、ステアリングホイールやシートの一部には外板色と同様のメドウグリーンを配し、センターコンソールやアームレストの一部にはチタン調メタリックコーティングを施している。シート生地は本革とスウェード調素材を組み合わせ、メーターの文字盤は薄いグリーンの専用デザインとした。

  エンジンは、パワフルな直列4気筒2.0リッターエンジンを搭載するとともに、Dレンジ走行時にマニュアルでシフトアップ、ダウンできる新開発のスポーツモード付き4速オートマチックトランスアクスルを搭載している。更に、フルタイム4WDシステムを採用し、より力強くかつスムーズなスポーツ走行を可能としている。

 「新型ファミリア(現地名:マツダ323/323F)」は、今年8月から英国をはじめとする欧州各国に順次導入しており、好評を得ている。 英国での今年8月のマツダ車販売は、1970年3月に販売を開始して以来、単月で初めて1万台を越え、過去最高となった。

なお、英国国際モーターショーには、「新型ファミリアS-ワゴン(現地名:マツダ323F)」、「デミオ(現地名:マツダデミオ)」、「新型三元触媒」なども同時に出品する。

(*)英国国際モーターショーは、10月20、21日がプレスデイ、10月22日から11月1日までが一般公開日である。正式名称は、「The 1998 British International Motor Show」。

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マツダ323Fカントリーコンセプト

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