第1511号 | 1997年10月14日 |
ロータリーエンジン誕生30周年記念限定車
RX-7「タイプRS-R」を発売
マツダ(株)は、ロータリーエンジン誕生30周年を記念して、本格スポーツカー「RX -7」の特別限定車「タイプRS-R」を、本日より全国のマツダアンフィニ系販売店を通 じて発売する。同時に、車名を従来の「マツダアンフィニRX-7」から「マツダRX-7」 に変更する。今回発売する「タイプRS-R」は、人気機種の「タイプRS」をベースに、走りの性 能に重点をおいた「タイプRZ」の専用装備を採用して走行性能をさらに高めたもの。ビ ルシュタイン社製ダンパーと高性能タイヤを装着し、一段と優れた操縦安定性能を実現し ている。また、より安定した運転姿勢を保持するために、運転席にはセンターコンソール 部に加えてドア側にもニーパッド(ひざ当て)を装備した。助手席にはアルミ製のフット レストボードを装備した。
さらに、外板色に専用色のサンバーストイエロー(黄色)と人気色のブリリアントブラッ ク(黒色)を採用するとともに、ガンメタリック塗装した専用アルミホイールを採用した 他、専用デザインのメーターパネルを装備して特別限定車としての個性を強調している。
これらの装備を充実しながらも価格を引き下げ、お買い得な価格設定とした。
なお、販売台数は500台の限定である。ロータリーエンジンは、小型・軽量かつ高出力、低振動といった特長を備えている。マツ ダが1967年に世界で初めて量産車「コスモスポーツ」に搭載し販売を開始して以来、 今年5月で満30年を迎えた。ロータリーエンジン搭載車の累計生産台数は、8月末現在 で合計1,788,381台に達している。
マツダRX-7「タイプRS-R」
■「タイプRS-R」の主な商品概要は以下の通り。【ベース機種】
「タイプRS」手動5段変速機【特別装備・仕様の内容】
<走りの性能に重点をおいた「タイプRZ」の専用装備を採用>
- ビルシュタイン社と共同開発したダンパーを採用した。過酷な作動にも安定した減衰 力を維持し、路面追従性を向上している。
- ブリヂストン社と共同開発した高性能タイヤ「エクスペディアS-07」を採用した。 3分割非対称トレッドパターンなどにより、ドライとウェット両路での優れた運動性能、 高速耐久性、静粛性を実現している。
- 運転席側にはセンターコンソール部に加えてドア側にもニーパッド(ひざ当て)を装 備し、より安定した運転姿勢を保持するとともに、ドライバーとクルマとの一体感を高め ている。さらに、助手席のフロアー部にアルミ製のフットレストボードを装備した。
<その他の仕様・装備>
- 外板色には、専用色のサンバーストイエロー(黄色)と人気色のブリリアントブラッ ク(黒色)の計2色を採用した。
- ガンメタリック塗装の専用アルミホイールを装着した。
- メーターパネル内の各メーターの外枠に、クロームメッキのリングを装備した。また、 スピードメーターとタコメーターには、より細かいスケールピッチと短い指針の専用デザ インを採用した。
- シート表皮を、ラックススエードからファブリックに変更した。
- ベース機種に標準装備しているプロジェクターハロゲンフォグランプと、オーディオ システムをオプション設定とした。
■車両本体の希望小売り価格は以下の通り。(消費税は含まず)
(単位:千円)
機種 エンジン 変速機 全国統一価格 タイプRS-R シーケンシャルツインター ボ付き
13B型ロータリーエンジン5MT 3,625 ※ 寒冷地仕様車は上記価格より1万2千円高。
■ 車名の変更に伴う変更点は以下の通り。
- 従来のアンフィニブランドマークを、マツダの新ブランドシンボルに変更した。
- 「アンフィニ」オーナメントを「マツダ」に変更した。
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