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1997年9月26日

「新型カペラ」1カ月で4,300台を受注

−欧州など海外でも好調な出足−

 マツダ(株)の「新型カペラ」の国内販売が、8月20日の発売開始以来1カ月(9月22日現在)で、4,300台を受注した。これは、発売当初3カ月間の目標である6,000台の2/3を超える好調な販売である。

 機種別には、1800ccエンジン搭載車で装備が充実している「Gi-R」が35%を占め、ついで高出力な2000ccエンジン搭載車「Zi-R」が29%と続いている。ボディ色では、ハイライトシルバーが49%、エクセレントグリーンが16%、シャストホワイトが15%の順となっている。
 また頭部保護機能付SRSサイドエアバッグについては、ユーザーの69%が装着車を選択している。

 ユーザーに好評な点は、世界初の頭部保護機能付SRSサイドエアバッグの搭載や、高剛性・安全ボディ*「MAGMA」、快適で広々とした室内空間の「アップライトパッケージ」、さらに多彩なシートアレンジなどである。

 また、国内に先駆けて販売を開始した欧州の主要国の8月の販売実績は、ドイツでは1,603台(販売目標比+30%)、オランダでは1,027台(同+56%)、デンマークでは522台(同+25%)となっている。
 9月22日現在のディーラーからディストリビューターへの累計オーダーは、ドイツで19,300台に達し、すでに11月半ばまでの生産台数分となり、オランダでも5,300台に達し、10月の生産台数分となっている。

 その他の国での8月の販売実績は、オーストラリアが680台(販売目標比+23%)、香港が75台(同+50%)、トルコが240台(同+140%)など、いずれも好調に推移している。

 同社は、国内外での新型カペラ/626の好調な販売立ち上がりと、今秋から導入予定のカペラワゴンの生産対応のため、12月から防府・第一工場で昼夜2直体制を再開する。

 *「MAGMA」=Mazda Geometric Motion Absorption(マツダの全方向衝撃吸収構造ボディ)

以 上
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